
ジュエリーが好き。
その想いを力に、生産管理で育む成長とやりがい
Shuri Shimizu
商品MD部 生産管理チーム
入社2年目
前職は電気施工管理会社で現場のアシスタントを経験。 2024年5月に株式会社PARCELLEへ入社し、本部の生産管理チームに配属。 石出しや発注、検品、棚卸しなど幅広い業務を担いながら、チームで効率的に仕事を進める方法を模索し、日々奮闘中。
転職のきっかけ、入社の決めて
転職の理由を教えてください。
前職は電気施工管理会社で、工事現場のアシスタントとして配線の指示などを担当していました。
実は文系出身なのですが、文系でも挑戦でき、社会に貢献できる仕事としてインフラ関連を選びました。
厳しい仕事だろうとは覚悟していましたが、想像以上に過酷で、体調を崩すことも多々ありまして——。
そこで、このまま続けるよりも、早めに次の道を選んだ方がよいと考え、転職を決めました。
PARCELLEとの出会いについて教えてください。
次は、自分が本当に興味のあること、好きな分野で働きたいと思っていたときに、PARCELLEを転職サイトで見つけて応募しました。
もともとジュエリーは好きで、祖母もジュエリーが好きだったんです。
記念の日には私にプレゼントしてくれることもありました。
そうしたものを受け継いでいけることが、ずっと素敵だなと思っていて。
PARCELLEが「人と人とのつながり」を大事にしているところに、とても共感しました。
さらに、ジュエリーのデザインも他のブランドにはない特徴があって、とても目を引いたんです。
そこにも強く惹かれて、「ここで働いてみたい」と思いました。
生産管理を選ばれた理由も教えてください。
前職ではずっと現場に出て仕事をしていたので、環境を変えて社内での仕事に挑戦したい、という思いがありました。
それが、生産管理を選んだ一番の理由です。
生産管理という業務自体は、他社の求人でもよく目にしていて、全体の流れに関われる点が面白そうだなと感じていました。
店頭で販売するよりも、出来上がったジュエリーを検品したり仕分けしたりと、いろいろなジュエリーを見られることに魅力を感じて、挑戦してみたいと思いました。
入社して大変だったこと
働き始めて特に大変だったことはありましたか?
前職の工事現場では、工事期間が延びることも多く、1年かけて完成させるような長期の仕事もありました。
ところが今の仕事は、納期がきっちり決まっていて「何月何日に納品」と絶対の締め切りがあります。
最初は少し意識が甘いところもあって、先輩方に厳しく指導していただき、納期を守る大切さを身につけました。
それから、未経験で入社したので石や地金など、学ぶことは一からでした。
5月入社だったのですが、ちょうど8月にジュエリーコーディネーターの試験があると聞いて、「いい機会だから挑戦してみよう」と思い、3か月間しっかり勉強して合格できました。
納期について、どのようなことを意識して取り組んでいるのですか?
最初の頃は、生産管理の中での引き継ぎや工房とのやりとりで、同じことをもう一度聞いてしまったり、「あ、以前にお伝えしましたよね」というやりとりになってしまうことがありました。
納期が遅れてしまったときに、すぐに共有できなかったこともあって、きめ細かいコミュニケーションの大切さに気づかされました。
それからは、工房、社内の生産管理メンバーをはじめ、コミュニケーションをより大事にしています。
小さなことでも早めに確認しておくとか、共有を怠らないとか。
そうすることで、納期に対する意識がぐっと変わりました。
今は「納期を守ること」はもちろんですが、どれだけスムーズに、丁寧にコミュニケーションをとれるかを意識しながら取り組んでいます。
仕事のやりがい
仕事のやりがいについて教えてください。
やっぱり、いろんなジュエリーを間近で見られること自体がとても楽しくて、わくわくします。
特に、お客様からオーダーいただいたものや、自分が石出しを担当したものが仕上がってきたときには、「あ、これ自分が関わったものだ」と思えて、すごく感動します。
普段はお客様と直接関わる機会はほとんどありませんが、入社してすぐに2か月ほど店頭研修に行かせてもらったんです。
そのときに実際にお客様とお話をさせていただいて、目の前で、ジュエリーをお渡しする場面に立ち会えたのはとても印象的でした。
本社で製品として見ていたリングが、お客様に選ばれて手に渡る瞬間には、全然違って見えるんです。
とても不思議で、同時に「こんなふうに繋がっているんだ」と強く感じました。
それ以来、石出しや制作に関わるときも、「この先に待っているお客様がいる」「1本1本が誰かの大切なものになる」ということを意識しています。
自分の仕事の先にある喜びを思いながら、丁寧に向き合っていきたいと思っています。
職場環境について、PARCELLEの人について
職場環境についてどのようにお感じになっていますか?
生産管理はチームでいろいろなことを進めていくので、入社してすぐの頃から、分からないことがあれば先輩に聞いて教えていただいています。
質問しやすい雰囲気があるのはとても心強いです。
今のところ、自分だけで全てを担当するというよりは、いくつかの業務に関わる形なので、その中で分からないことがあっても、先輩に聞けば丁寧に答えてくださいます。
また、休憩時間にはプライベートの話を気軽にできる雰囲気があって、ちょっとした雑談の延長で仕事の話もしやすくなるんです。
そういう温かさがあるので、働きやすいなと感じています。
社風についても教えてください。
入社してすぐに感じたのは、すごく“いい距離感”がある職場だなということです。
私は第二新卒で入社したので同期がいなかったのですが、だからといって孤立することは全くなくて。
社内ではフラットにコミュニケーションが取れる雰囲気があって、とても居心地がいいんです。
一緒に入った人と友達のように仲良くなるのも素敵ですが、PARCELLEの場合は、くっつきすぎず離れすぎず、それぞれが自然体で接している感じがあります。
そういう距離感が私には心地よく感じられます。
また、立場や入社年次に関係なく、社長や役員の方とも気軽に話せる環境があります。
声を届けやすく、意見も受けとめてもらえるので、とても風通しのいい社風だと思います。
では、PARCELLEの人についても教えてください。
みなさん本当に優しいです。
生産管理は、どちらかというと明るく元気いっぱいというタイプの人は少ないと思うのですが、みんな落ち着いていて、それでいてとても親切です。
私は自分から話しかけに行くのがあまり得意ではないのですが、入社してすぐのお昼休みには、先輩たちのほうから積極的に声をかけてくださったり、気を配っていただきました。
そのおかげで自然と会話が広がって、自分からも話しかけやすい空気を作っていただけたのが嬉しかったです。
楽しめるのはこんな人
どのような方が向いていると思いますか?
まずは、コミュニケーションを取れる方だと思います。
生産管理はチームで進めていく仕事なので、やりとりをしっかりできることはとても大事だなと感じています。
ジュエリーについて詳しいかどうかは、入社してから学んでいけると思います。
私自身も最初は全然詳しくなかったので、知識は後からいくらでも身につけられます。
ただ「ジュエリーが好き」という気持ちはとても大切だと思います。
好きじゃないと、仕事で不安になったり、大変なことがあったときに支えになるものがなくて、楽しさを見失ってしまうかもしれません。
逆に「ジュエリーが好き」という気持ちがあれば、学ぶことや日々の業務の中でも前向きになれますし、自分の気持ちを上げてくれる瞬間が必ずあると思います。